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来迎寺 (富山市梅沢町見付) : ウィキペディア日本語版 | 来迎寺 (富山市梅沢町見付)[らいこうじ]
来迎寺(らいこうじ)は、富山県富山市梅沢町3丁目にある浄土宗の寺院。本尊は大日如来(観世音菩薩)・釈迦如来(阿弥陀如来)。山号は光明山(こうみょうさん)。梅沢町には同名の来迎寺が2つあり、当寺を「見付来迎寺」、もう1つを「布市来迎寺」と呼んで区別している〔「商工とやま」平成15年2・3月号 (2012年2月26日閲覧)〕。 ==歴史== 『越中宝鑑』によれば、大宝2年(702年)佐伯有頼(出家して慈與)が立山の麓に五智山円福寺を創建し、これが来迎寺の前身であるという。 『婦負郡志』によると、久寿2年(1155年)円福寺僧林海が立山権現(本地仏は阿弥陀如来)のお告げによって萩島(現在の富山市婦中町萩島)に寺院を新たに建立。建久8年(1197年)法然に師事し、光明坊の名を賜った林海が浄土宗に改宗し、円福寺も寺号を来迎寺へと改めた。文亀2年(1502年) 萩島より古寺町(現富山市蛯町、白銀町、常盤町)に移転し、寛文元年(1661年)富山藩の命令で梅沢町(現在地)に移転した。なお、『蓮門精舎旧詞』は、当寺の前身を真言宗円福寺、開山を林海としている。〔本節の記述は『日本歴史地名大系 富山県の地名』の「来迎寺」「古寺町」「萩島村」の各項による。〕
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